谷保天満宮の七五三｜地元フォトグラファーが教える自然な笑顔の出張撮影ガイド
はじめて谷保天満宮で七五三を迎えるご家族へ。
国立市を拠点に活動するフォトグラファー小室直子が、準備・当日の流れ・撮影ポイント・混雑回避のコツをやさしくガイドします。
「何から始めればいい？」という不安を、このページでまるっと解消しましょう。
私は家族写真専門フォトグラファーとして17年／2,000組以上を撮影してきました。
谷保天満宮でも毎年多くの七五三を担当し、境内の撮影ポイントや混雑回避の動線を熟知しています。
人見知りのお子さまの自然な笑顔を引き出すのが得意です。どうぞ安心してお任せください。
谷保天満宮は、地元に長く愛される神社。参道・梅林・本殿周辺とロケーションが多く、七五三の写真にも最適です。
まずはアクセスやご祈祷の受付など、当日に役立つ基本情報からご紹介します。
目次
谷保天満宮の基本情報（住所・電話・初穂料）
谷保天満宮（やぼてんまんぐう）
【所在地】東京都国立市谷保5209
【最寄り駅】JR南武線「谷保駅」徒歩約4分／JR中央線「国立駅」→バス約10分（谷保天神 下車）
【車】中央道「国立府中IC」から約3分
【電話】042-576-5123
【駐車場】約30台（七五三シーズンは満車になりやすいので早め到着 or 近隣コインP併用がおすすめ）
【写真撮影】境内での撮影は可能。混雑時は順番待ち・通行配慮が必要です
【休憩】社務所横や境内ベンチで小休憩OK
【初穂料】5,000円〜
【ご祈祷の予約】原則予約不要（土日ピークは待ち時間あり。行事重複など不安な場合は事前にお電話で確認を）
谷保天満宮は大きく3エリアで構成されています。
- 参道（甲州街道側・高台）：木漏れ日がきれい。七五三ピーク時は臨時駐車になることがあり、平日または大安以外の土日が撮影向き。
- 梅林（参道の坂途中）：季節の緑や梅背景でやわらかい写真に。
- 本殿周辺（甲州街道の南側）：ご祈祷・記念撮影の中心エリア。
崖線地形のため、参道（高台）→階段を下って本殿への動線です。階段は両側に手すり、スロープもあり、着物でも安心。ご祖父母さまがいらっしゃる場合は、無理のない導線をご案内します。
谷保天満宮は、参道から階段を下って本殿に向かうという珍しい造りの神社です。
両側に手すりがあり、スロープも用意されているので、着物でも安心して移動できます。
階段の上からは境内が見渡せて、ご家族を見守るようなあたたかい風景が撮れるのも魅力です。
ご祖父母さまが一緒の七五三でも、無理のない導線をご案内します。
谷保天満宮の七五三ご祈祷までの流れ
- ① ご祈祷料（玉串料）をのし袋に包んでおく
- 谷保天満宮では、ご祈祷料はのし袋に包んでお渡しします。
忘れてしまった場合は受付で伝えると、袋をいただけることもあります。
表書きは「初穂料」または「御玉串料」、名前はお子さまの氏名でOKです。
- ② 社務所で申込用紙を記入
- 当日、受付にある申込用紙に住所・お子さまの名前・年齢などを記入します。
混雑時はご家族のどなたか1名だけで受付を済ませるとスムーズです。
- ③ 順番待ち（名前が呼ばれるまで待機）
- 他のご家族とのご祈祷が重なる場合があるため、呼ばれるまで少し待つことも。
秋の七五三シーズンは20〜30分待ちになることもあります。
待ち時間も境内で撮影できますので、お子さまのリラックスショットにぴったりです。
- ④ ご祈祷（本殿内）
- 七五三のご祈祷は、ご家族単位または数組同時に行われます。
ご祈祷の間、カメラマンは本殿の外で待機します。
その時間を活かして、境内の花や風景・ご祈祷後の記念撮影場所の光の様子などを確認しています。
ご家族が本殿から出てこられたタイミングで、自然な流れで再び撮影を再開します。
- ⑤ 授与品をいただく
- お守りや絵馬を受け取ったら、境内でそのまま奉納もできます。
お子さまが自分で絵馬を掛ける姿は、成長を感じる人気の撮影シーンです。
Q.ご祈祷は予約が必要ですか？
A.七五三シーズンは混雑するため、待ち時間が発生することもあります。
まれに結婚式や行事で一時的に受付が停止している時間帯もありますので、
心配な場合は前日または当日に電話で確認されると安心です。
👉 谷保天満宮 042-576-5123
Q.ご祈祷の所要時間はどのくらい？
A.受付から授与まで、おおよそ30〜60分程度が目安です。
混雑具合によって前後しますが、待ち時間も含めて1時間程度みておくと安心です。
お子さまの集中力が続きやすい午前10時前後や午後の時間帯が比較的おすすめです。
Q.本殿内での記念撮影はできますか？
A.ご祈祷後に1枚のみ、本殿内での記念撮影が可能です。
撮影は神主さんが七五三のお子さまと一緒に撮ってくださることが多いです。
ただし、出張カメラマンは本殿内に入れないため、
外で待機し、ご祈祷後のご家族の撮影を行います。
Q.混雑を避けるオススメ時間は？
A.平日、または土日の「朝10:30まで」か「午後」が比較的スムーズです。
特に大安の11時前後は最も混み合います。
お子さまのご機嫌が良い午前中の早い時間にお参りされる方が多いですが、
午後は人が少なく、落ち着いた雰囲気で撮影できます。
スタジオ・写真館・出張撮影の違い
七五三の撮影には大きく分けて「スタジオ」「写真館」「出張撮影」の3つの方法があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、ご家族の希望に合った方法を選びましょう。
七五三の撮影、どれを選ぶ？
| 撮影方法 | 特徴・メリット | 注意点 |
| チェーン系スタジオ | 着物・ヘアメイク・撮影がすべて同じ場所で完結。初めてでも安心。 | 撮影時間が短く、表情のバリエーションは少なめ。混雑時は待ち時間が発生することも。 |
| 地元写真館 | 神社近くの写真館なら移動がスムーズ。仕上がりが安定。 | ヘアメイク・着付けを自分で手配する必要がある場合も。 |
| 出張撮影 | 神社でのお参りの様子や自然な笑顔をたっぷり残せる。家族全員の写真も多い。 | 着物の手配・支度場所の確保が必要。撮影の流れはカメラマンと相談して決める。 |
撮影方式のよくある質問
Q. 自然な表情をたくさん残したいなら？
A. 出張撮影がオススメです。参道や梅林で歩く・手水・絵馬など、行動の中で自然な表情が残せます。
Q. 親族が多く、きちんとした集合写真も必要です
A. どの方式でも可能ですが、出張撮影なら集合＋自然スナップの両立がしやすいです。
七五三の撮影スタイルに「正解」はありません。
ただ、お子さまのペースで無理なく楽しむことを一番に考えると、
神社でのお参りの流れに合わせて撮影できる出張撮影が人気です。
一度きりの七五三だからこそ、スタジオでは残せない“ご家族らしさ”を写真に残したいですね。
🧡 七五三の準備は一歩ずつで大丈夫です
【日程】ご家族の予定と天気の傾向を考慮して決定
【神社】撮影が可能かどうか確認（谷保天満宮は撮影OKです）
【お支度】着物・ヘアメイクを手配（出張美容師やレンタルも可能）
【お食事】移動が少ない場所で個室・予約制が安心
【写真撮影】神社の雰囲気に合わせた自然な撮影を予約
七五三は決めることが多いですが、ひとつずつ整理すれば大丈夫です。
撮影だけでなく、着付けや当日の流れのご相談も承っています。
「どう進めたらいいか迷っている」という方は、どうぞお気軽にご相談ください。
🕊 出張撮影はこんな一日になります
七五三の出張撮影は「どんな流れで進むの？」とご質問をいただくことが多いです。
ここでは、7歳のお子さま・ママの2名でご依頼いただいたときの一例をご紹介します。
撮影時間は 約60〜90分。お支度からお参り、写真撮影までを無理なく楽しめます。
七五三の出張撮影は、お子さまの体調や天候に合わせて柔軟に進められるのが魅力です。
ご祈祷・撮影・お食事など当日の予定にあわせて時間配分をご提案します。
また、移動が短いほどお子さまの負担が少ないため、神社近くでお支度されるのがおすすめです。
🌿 谷保天満宮は木漏れ日が美しい参道が印象的
谷保天満宮の参道は、甲州街道から本殿へ続く約60メートルの並木道。
季節ごとに木漏れ日の表情が変わり、七五三の時期には紅葉や秋風が心地よく感じられます。
ゆるやかな坂を下る途中の光のグラデーションが美しく、
お子さまの歩く姿を撮るだけで絵になるスポットです。
谷保天満宮では、参道の左右が駐車場になる時期もあります。
参道での撮影をご希望の方は、平日か大安以外の土日がおすすめです。
参道の木々からこぼれる光が、七五三らしい柔らかな雰囲気を演出してくれます。
📸 七五三の出張撮影は、すべてお任せで大丈夫です
「どんなポーズを取ればいいの？」「どこで撮るの？」
初めて出張撮影をご依頼される方から、よくいただく質問です。
出張撮影では、神社の混雑具合や光の状態、その日の流れを見ながら
私がすべての撮影ポイントをご案内します。
ご家族のペースに合わせて、無理のない撮影を大切にしています。
お子さまが笑顔になるタイミングを見ながら、
カメラ目線の集合写真・ご家族の自然なふれあい・手水や絵馬のシーンなど、
その日だけのストーリーを形にしていきます。
もし当日に「ここでも撮りたい」と思ったら、どうぞ遠慮なくお伝えくださいね。
💄 出張ヘアメイク・着付けもご紹介できます
七五三当日の支度、どこにお願いしたらいいか迷っていませんか？
自宅でゆっくり支度をしたい方には、出張の着付け・ヘアメイクがおすすめです。
慣れた環境で準備できるので、お子さまの緊張もやわらぎます。
七五三のお支度は「どんな人にお願いするか」で当日の安心感が変わります。
私がこれまで17年間で出会った信頼できる着付け・ヘアメイクの先生をご紹介できます。
丁寧であたたかく、七五三当日を笑顔で迎えられる先生ばかりです。
ご希望の方は、お問い合わせの際にお気軽にお知らせください。
📸 七五三の撮影では、3つの表情を大切にしています
七五三では、「きちんとした写真」も「自然な笑顔」も、どちらも大切。
私は撮影の中で、次の3つの表情をバランスよく残しています。
【カメラ目線の写真】
ご親族が集まる記念の一枚。
数年後に見返したときに、笑顔で会話が生まれるような写真を意識しています。
自然な動作の中の笑顔
手水を使う姿、絵馬を書く時間、歩いている瞬間など。
お子さまらしい表情があふれる、大切な時間です。
軽いポーズのご提案
自然な立ち姿や、ご家族で見つめ合う場面など、
その方に合った雰囲気を見ながら、丁寧にご案内しています。
どの写真も「そのご家族らしさ」がにじむよう、
無理のない雰囲気で撮影しています。
皆さんが笑っている時間そのものを、大切に残していきたいです。
七五三の出張撮影のお客様の声
七五三の撮影を小室さんにお願いして本当に良かった!
七五三の撮影を小室さんにお願いして本当に良かった！と心の底から沸きでてきました。小室さんを信頼して写真に映っている姿がとても可愛らしく、また子どもたちのクスッと笑ってしまうような姿まで撮影していただき、思い出に残る写真でした。本当にありがとうございました。来年も家族写真の撮影よろしくお願いします！（小室さんにお願いする写真、来年は5年目です！！）
「お客様の声」はこちらにご紹介しています。
まとめ
谷保天満宮は、自然の光に包まれた穏やかな神社です。
境内を歩くニワトリ、池を泳ぐ鯉、そして季節ごとに咲く花々。
お子さまの笑顔と、ご家族の思い出を残すのにぴったりの場所です。
七五三の撮影は、ご家族にとって新しい節目の一日。
その日の空気や会話までも思い出になるように、
私はできるだけ自然な時間を大切に撮影しています。
「緊張した顔より、楽しそうな笑顔を残せてよかった」
そんなお声をたくさんいただいています。
谷保天満宮での七五三が、笑顔あふれる一日になりますように。
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