一眼レフで自然な【家族写真】を撮影|機材準備編
こどもが生まれてすぐに一眼レフを買ったけれど、持ち歩くのが大変で結局あまり使っていない…
・一眼レフを持っているけど全く使っていない…
・肝心な時に電池切れ…
・写真の保存方法って?
私は家族写真専門フォトグラファーとして独立し15年、自然な写真がお客様に喜ばれてこれまで2000組以上の家族撮影をしてきました。
そこでこの記事では、家族写真を撮りたいママに、カメラの準備と扱い方を紹介します。
この記事を読めば「カメラの準備方法」が分かります。まずは撮影機会を増やしてカメラになれることから始めてみましょう。
写真は撮る枚数に比例して上手に。せっかく買ったカメラ。ぜひたくさん撮影してみてください。今回は準備編なので撮影方法については深く触れていません。撮影方法についてはこちらにも記事がありますので参考にしてください。
説明書を用意
紙の説明書がなくても大丈夫。メーカーHPに説明書データがあるので事前に確認しておく。OCR機能で文字を検索可能。知りたい項目に簡単にアクセスできる。
私の持っているカメラの説明書はこんな感じ
EOS 5D MarkIV説明書
最低限の項目だけ確認、設定しておく。
・画像サイズ(写真を引き伸ばしたいなら撮影サイズも大きく設定)
・ピントの合わせ方
・電池交換方法
・カードの入れ方、取り出し方
・日付、時刻を設定
カメラの説明書のダウンロードはこちらをご覧ください(カメラの型番を入力して検索)
キヤノン
ニコン
ソニー
オリンパス
パナソニック
持ち物の事前準備
撮影日までに持ち物、カメラの動作を確認しておく
●カメラ
・電源が入るか
・正常に動くか1枚撮影してみる
●レンズ、フード
・レンズに透明の保護フィルターをつけておく(汚れや破損防止)
・保護フィルターをつけたら付属の黒い蓋は外してOK(出先での紛失防止)
・フードはクリアに写すために必要、落下時にレンズの破損防止にもなる
●メディア(CFカード、SDカードなど)
・カメラのINFOボタンなどを押し、撮影可能枚数を確認
●電池
・予備の電池も用意(別売りなので買っておく)
●カメラストラップ
・首から下げられる長さのもの
●カメラバッグ
・専用のものでなくてもOK タオルでグルグル巻きにして保護し、小さなバッグに入れても○
・インナーケースに入れた上で好きなバッグに入れるのがラク
カメラの持ち方、構え方
【カメラの持ち方】
●ストラップの扱い方の注意
・カメラ使用時→首からストラップで下げる or 手首に2回以上巻きつける
・未使用時→テーブルなど地面より高い場所に置く場合は必ずカメラの本体の上にストラップを乗せる癖をつける
※ストラップが垂れ下がっていると引っ掛けてカメラを落とす原因
【カメラの構え方】
●カメラを安定させる(手ブレ防止)
・脇をしめてカメラを固定
・立って撮影時→両足は肩幅程度に開く
・木、石、看板など寄りかかれるものがあれば利用しカメラが絶対に動かないように
・撮影する瞬間は息を止める
写真の撮り方
- ①背景を決める
- ・撮りたい背景を探す
・今回は濃い緑と手前に花を入れて夏らしさを出すことに
- ②テスト撮影する
- ・人物がいない状態で何枚か撮影
・自分の好みの明るさをを決める
- ③本番撮影する
- ・人物を入れて何度か撮影
・声をかけながら連写
写真のバックアップ
デジタル=簡単=データが消えるリスクがある
撮影、コピーがフイルムに比べて簡単な分、写真が消えるリスクが高いのがデジタルです。
大切な写真は必ず異なる種類のメディア、少なくとも3カ所にコピーしておきましょう!
メディア(記録媒体)の例(表の色ごとに異なる種類のメディアを示しています。)
種類 | メディア |
機械駆動式ハードディスク | パソコンのハードディスク |
外付けハードディスク(HDD) | |
フラッシュメモリ | 外付けSSD |
クラウド | クラウドデータ |
光学ディスク | DVD |
紙 | プリント |
アルバム |
私の同業者でもハードディスクが突然壊れて写真データが取り出せなくなったと聞いたことがあります。ハードディスクに保存するなら、同時にDVDやクラウドなど、種類の異なるメディアでも保存してください。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は入門。知っていることも多いかもしれません。
一見ささいな点に思えますが、見逃すと機材の故障、写真の紛失につながりかねません。大切な家族写真を長く楽しむため大事なポイントを押さえて楽しく撮影してみてください。
自然な写真の撮り方を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
【ナチュラルな家族写真】を公園で撮影する具体的な6つの方法
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