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今年は我が子もついに年長さん。
「写真係になったけど、上手く撮れる自信がない…」
そんな気持ちを抱く方も多いと思います。
幼稚園の時間をともに過ごす仲間との集合写真は、日常の中でしか残せない大切な記録。
この記事では、お子さまの自然な表情を大切にしながら集合写真を撮るときの考え方や工夫をまとめました。

小室直子

私は家族写真専門フォトグラファーとして東京を拠点に活動し、これまで2000組以上のご家族を撮影してきました。
「自然な写真ですね」と言っていただくことが多く、
その一枚にこめられたご家族の想いや空気感を大切にしています。

この記事では、私が幼稚園撮影の現場で感じてきた「子どもたちのペースに寄り添う撮り方」をお伝えします。
少しでも安心して撮影を楽しめるきっかけになれば嬉しいです。

集合写真とは?

集合写真は「その時間を誰とどんな気持ちで過ごしていたか」を写し取る記録です。
同じ時間を共有していても、表情や姿勢は一人ひとり違います。
その違いが1枚の中に重なり合って、見るたびに温かい気持ちを思い出させてくれます。

スマホで1人の写真をたくさん撮れる時代だからこそ、
クラスみんなで写る写真は、今だけの特別なものです。

仕上がりサイズは「2L」以上がおすすめ

集合写真は人数が多いため、L判だとお顔が小さくなりがちです。
プリントするなら2L版以上にすると、お子さまの表情までしっかり見えて思い出がより鮮明に残ります。

カメラとプリントの比率の違い

デジタル一眼の比率は「2:3」ですが、
集合写真の定番サイズ(2L・6つ切り)は左右が少し短くなります。
そのため、撮影時は左右に少し余裕を持たせて構図を作ることが大切です。

焦点距離・絞り

レンズは35〜50mm付近が自然でおすすめです。
絞りはf8〜f11ほどにすると、全員にピントが合いやすくなります。
望遠レンズは背景が大きくぼけてしまうため、集合写真には向きません。

ピントを置く位置

ピントは前列の1/3あたりに合わせるのが基本です。
全体のバランスを見ながら、前列・中列・後列が自然に重なって見えるよう意識してみましょう。

人物と背景の位置関係

背景に季節の木々や園舎を入れる場合は、
お子さまと背景の間に少し距離を作ると、構図に奥行きが出ます。
背景の真下に立たせると構図が詰まって見えるので注意しましょう。

並び方の工夫

前列に座るお子さまはスカートが広がりすぎないように意識するときれいに写ります。
また、できるだけ自然な姿勢でいられるように、無理のない姿勢を選んであげましょう。

声の掛け方

カメラを向けたときに「せーの」でみんなに同じ言葉を言ってもらうと、自然な笑顔が出やすいです。
母音が「い」になる言葉(たとえば「チーズ」「はい」「ピース」など)を選ぶと、
口元がやわらかく開いて、笑顔がきれいに写ります。

まとめ

集合写真を上手に撮るコツは、
「仕上がりを想像しながら、子どもたちのペースに合わせて動くこと」。

私は幼稚園での撮影を10年以上続けていますが、
いつも感じるのは大人がリラックスしていると子どもも自然に笑顔になるということです。

お子さまが過ごす園での日々は、一瞬一瞬がかけがえのない時間。
その中にある「今しかない表情」を、
大人も一緒に楽しみながら残していけたらと思います。

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小室直子

出張撮影フォトグラファーの小室直子(こむろなおこ)です。 家族の自然な笑顔や、その日らしい空気を大切に撮影しています。

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