運動会の撮影のコツ
もうすぐ運動会。我が子の勇姿を写真に残したい!とカメラを買ったものの、どうしたらいいのか…
写真係になっちゃったけど、上手く撮れる自信がない…
・運動会を上手に撮る方法は?
・オススメの撮影場面は?
私は家族写真専門フォトグラファーとして独立して16年、東京を拠点に活動。自然な写真がお客様に喜ばれてこれまで2000組以上の家族撮影をしてきました。そこでこの記事では、運動会を上手に撮影するコツをご紹介。幼稚園を前提に説明しますが、小学校でもおおよその内容は変わりません。
お役に立てることがあれば嬉しいです。
目次
運動会の1日の流れ
事前に流れを把握しておき、写真を撮る場面、肉眼で楽しむ場面とあらかじめ決めておくのが◎。
また、当然ながら学校行事はみんなが楽しむものなので、行事を妨げないことが大前提です。
プログラム進行を滞らせる行為、
プロカメラマンがいる場合は撮影の妨げにならないように注意しましょう。
- 園庭に集合
- 開会式
- 準備体操
- 競技(午前の部)
- 1人で複数の競技を行う。
おおよその内容
・徒競走
・表現(ダンスなど)
・チーム競技(玉入れ、障害物など)
・リレー
- お昼ご飯
- 競技(午後の部)
- 整理体操、表彰
- 閉会式
【オススメの撮影場面】
プロカメラマンが入る幼稚園も多いと思います。
競技中の写真はプロに任せて、
プロが時間的に撮影できない、競技以外のリラックスした表情が撮れるタイミングを場面別に紹介します。
園庭に集合時
・看板前、運動会らしい飾りがある場所を背景にすると◎
・お友達と一緒に撮るのも◎
※朝一はこどもがやる気に満ちていていい表情が撮れる
各競技の準備で入場門に待機時
・競技が始まる前、入場門に整列してから入場します。
整列すると先生が話し始めすぐ入場となるので、
並び始めの雑然としたタイミングでこどもに声をかけ撮影したり、隣のこどもと一緒に撮る。
※列が整ってきた or 先生が話し始めたら撮影をやめる
自席で応援時
・他学年が競技中、一生懸命応援する姿も撮っておきたいところ
特にリレーは盛り上がることが多い
お昼休憩
・こどもはご飯を食べている時は1番いい顔なので押さえておきたい場面です
お弁当やお友達家族と一緒に撮ると写真を後で見返した時に記憶が思い出される手助けになります
【リレー撮影時のポイント】
撮影場所
- 年に1回の運動会。失敗しにくい場所を選ぶのが重要です。
長い直線—ピントが合いやすいので成功確率が上がります - 混戦しない場所—バトン受け渡し場所付近は混雑し人が重なり合うので避けるのが◎
カメラの設定
- ドライブモード—連写に設定
キヤノン
ニコン - AFモード—動いている被写体を撮るに設定
キヤノン:AIサーボAF
ニコン:コンティニュアスAFサーボ
露出をマニュアルで合わせておく
- 撮影する場所を決めたら何枚か撮影し、露出をマニュアルで合わせておく
※オートの場合、画面内に入る色の比率が変わるたび、露出が変わってしまう
まとめ
撮影に夢中になると、こどもを応援することが疎かになりがちに。
こどもたちは大人が肉眼で見て応援してくれることがモチベーションになります。
運動会にプロカメラマンが入っている場合は、
競技中の写真はいい場所で撮れるプロに任せて、
自身はプロが撮れないオフショットや動画を撮影するのもオススメです。
上手に活用して素敵な思い出をたくさん残したいですね。
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