【ナチュラルな家族写真】を公園で撮影する具体的な6つの方法
友人の年賀状のようなナチュラルな家族写真を撮りたいけれど、頑張りすぎた感じは出したくない…
・ナチュラルな家族写真を公園で撮影したい!
・いつも通りの笑顔を撮りたい
・家族全員の自然な写真が撮りたい時には公園での撮影会がオススメ!
私は家族写真専門フォトグラファーとして独立して15年、自然な写真がお客様に喜ばれてこれまで2000組以上の家族撮影をしてきました。
そこでこの記事では、ナチュラルな家族写真を公園で撮りたいママに、実例を見ながら撮り方を具体的に解説、実際に撮影する方法を紹介します。
この記事を読めば「ナチュラルな家族写真を撮るコツ」が分かります。
素敵な家族写真を撮ってお友達に自慢しちゃいましょう。
目次
家族写真の種類:フォーマル写真とナチュラル写真
家族写真には大きく分けてフォーマル写真 とナチュラル写真 があります。
デジカメやスマホでの撮影が一般的になる前はフイルムでの撮影が唯一だったため、家族写真は七五三などのハレの日、特別な時だけプロに撮影してもらうものでした。しかし、機材の進歩とともに、普段の何気ない暮らしの写真を楽しむことが当たり前になってきました。
写真を撮る機会が多くなったので、カメラへの抵抗がなくなり、自然な写真が好まれるようになってきました。
家族写真の種類 | フォーマル | スタジオ |
カジュアル | 出張撮影 | |
公園での撮影会 |
ナチュラルさを出すには演出と引き算が必要
自然な写真を撮影するにはカメラを感じさせない工夫が必要です。私が撮影の時に行っていることを具体的に6つ紹介します。
カメラから意識をそらす工夫と無理なく撮影できる準備をする
①カメラ目線を撮らない
撮られていいることを意識させないことが重要で、まずはカメラ目線を避ける。
②写真はさておき、遊んでもらう
撮影者が遊びを提案し、夢中になっている様子を撮っていく。遊ぶことに集中して撮影されていることを忘れ、自然な表情を見せてくれる。
③遊びに夢中になりだしたら声かけをやめる
こどもが集中して遊び始めたらあとは自然に任せて、いい表情をどんどん撮影していく。ここで遊びに飽きたら次の遊びを提案。こどもが飽きないように様々な遊びを準備しておく。
④背景がシンプルになる場所を選ぶ
この写真を撮った時、実はGW中で公園内はすごい人混み。
背景に人が写り込むのを避けるため、被写体に小高い山の頂上に座ってもらいました。
そして、山の下から撮影しています。山を登ってくる人がいたとしても、頂上に登ってくるまでは背景に人が写らない状態です。
自然な背景の探し方はこちらをご覧ください↓
⑤余計なものが写っていないか確認する
今回は緑系で統一感を出したかったので、例えばタンポポなど色の違う花、被写体以外の人物、電線などの人工物が写りこんでいないか画面の四隅まで注意しながら撮影します。
⑥無理のないポーズ
こどもに合わせて無理のないポーズを考えます。写真のために無理をすると表情が硬くなる原因に。成長する中でその時だけ見せてくれる要素も加味してポーズを考えるとより思い出深い写真になります。
ポーズのバリエーションを詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓
公園で家族写真撮影会に参加したご家族の口コミ
撮り方はわかったけど、家族の中で写真係りの私はいつも写真に写ることができない…というママへ、撮影会に参加したご家族の感想を紹介させてください。自然な写真が撮れたとたくさんのお客様から喜びの声をいただいております。大切なご家族のお時間を家族写真撮影会「こむの木」に向けていただき、ありがとうございます。
フォーマル写真とナチュラル写真の使い分け
フォーマル写真は結婚式の写真に代表されると思います。タキシード、ドレスに身を包み、スタジオの背景で撮影するものです。
私ももちろん自身の結婚の時に撮影してもらいました。時間をかけて支度をし、緊張した思い出があります。
フォーマル写真のよいところは、衣装やヘアメイクなど支度にじっくりと時間をかけ、最高の1枚を作り上げるところにあります。
たくさんの人の手を経て作り上げる1枚は贅沢な体験で、費用も時間もかかるものの、撮影してよかったと思える大切な宝物です。
一方、ナチュラル写真は被写体と撮影者が協力して一緒に作り上げる要素が大きい写真です。撮影者だけが頑張っても素敵な写真は撮れません。
被写体のご家族との共同作業で自然で素敵な写真が生まれます。
フォーマル写真で贅沢な写真を時折楽しみつつ、普段はナチュラルな写真で気軽に大切な家族の記録を残すのも素敵ですね。
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