3歳の七五三|人見知りでも「1人の写真」を目指せる小さな工夫(お子さまのペース最優先)
「今年は3歳のお祝い。1人の写真に挑戦したいけれど、人見知りで心配…」そんなお気持ちをよく伺います。初めてのことは、大人でも緊張しますよね。ここでは、お子さまのペースをいちばんに、無理のない流れで「1人の写真」を目指すための考え方と具体的な工夫をお伝えします。運に任せるのではなく、整えて待つ――その積み重ねが一歩ずつ前に進む力になります。

撮影が初めてだったり、人見知りのお子さまの場合、
「うまく撮れるかな」と心配になることもありますよね。
3歳さんの1人写真は、気持ちの波に合わせてゆっくり進めることがいちばん大切です。
焦らず、できることから少しずつ。
そうしているうちに、お子さまの中に“撮ってもらう楽しさ”が芽生えていきます。
この記事では、その小さなステップをどんなふうに見守っているかをお話しします。
目次
まずは「撮影は楽しい」に近づける
・はじめから1人は目指しません。最初は家族全員で、つぎに人数を少しずつ減らして、最後に1人へ。「できた」を段階的に増やすと自信に変わります。
・場の空気づくりが最優先。急な要求や大きな声かけは控え、目線の高さを合わせて短い言葉で伝えます。
・「次は◯◯やってみよう」ではなく、「このままで大丈夫。どうする?」と選べる余白を用意します。

無理しない――「今日はここまで」も立派な前進
・嫌がるサイン(表情のこわばり、体の向きが反れる、手が止まる)が見えたら、いったん立ち止まります。
・場所や光を変えるだけで気持ちが切り替わることも。うまくいかないと感じたら、無理に粘らず小さく場面転換。
・「やめる」ではなく「一度おしまいにして、またあとで」――成功の芽を残します。
タイミングを見極める3つの目安
① 体が前を向く/自分から一歩出る
② 表情がほぐれる/目線を合わせられる瞬間が増える
③ 言葉が短くても返ってくる(うなずきでもOK)
→ これらが同時に揃いはじめたら、1人の写真に誘う合図。長く続けず、短いチャレンジで区切るのが成功率を上げるコツです。
声かけは「選べる」「短い」「肯定が先」
・肯定が先:「ここ、素敵だね。」「今の立ち方、きれいだよ。」
・選べる:「この場所で撮ってみる?それともあっちが好き?」
・短い:「いま、1枚だけ挑戦してみる?」「座る/立つ、どっちがいい?」
・やめどきの合図:「今日はここまでにしようか。十分がんばったね。」
うまくいかなかったときのリカバリー
・「別の場所で最初から」――全員→少人数→1人、の順をもう一度。
・小さな役割を渡す――「石を1つ見つけたら1枚撮る」「鳥居まで歩けたら1枚」など、遊びに置き換えます。
・道具は最小限――ご褒美や小物は最後の切り札に。写真が“物待ち”にならないよう、関係と空気づくりを優先します。

よくある質問(抜粋)
Q. どのくらいの時間で1人写真まで行けますか?
A. 個人差があります。10〜15分で届く日もあれば、当日は見送り、別の機会に進むほうが良いことも。無理なく「次につながる終わり方」を大切にしています。
Q. 兄弟姉妹がいる場合は?
A. 先に「全員→上の子→下の子」の順で成功体験を作ると、待ち時間の不公平感が減り、空気が安定します。
Q. 人見知りが強いときの始め方は?
A. カメラを構えず会話から。遠目の集合写真→横顔→後ろ姿→正面の順で、「見られている感」を和らげます。
七五三の出張撮影のお客様の声
七五三の撮影を小室さんにお願いして本当に良かった!
七五三の撮影を小室さんにお願いして本当に良かった!と心の底から沸きでてきました。小室さんを信頼して写真に映っている姿がとても可愛らしく、また子どもたちのクスッと笑ってしまうような姿まで撮影していただき、思い出に残る写真でした。本当にありがとうございました。来年も家族写真の撮影よろしくお願いします!(小室さんにお願いする写真、来年は5年目です!!)
「お客様の声」はこちらにご紹介しています。
まとめ
3歳の「1人の写真」は、偶然の一発勝負ではなく、準備と観察と小さな成功の積み重ねで近づけます。できた日も、できなかった日も、どちらもお子さまの大切なプロセス。焦らず、その日の呼吸に合わせて進めていきましょう。

七五三の予定を立てたいけれど、何から手をつけたらいいか分からない、というお客様は遠慮なくご相談ください。
以下お知らせいただければご相談の上予定表を作成させていただきます。
●撮影したい内容(お支度、神社での記念撮影、お食事風景…)
●お参りする神社名
●七五三当日の予定(お参り後に食事会がしたい…)

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